#食べ物

ぐみの実

子供の頃は男女問わず海山で遊んだものでした。山に自生するぐみの 実を採って食べた記憶があります。遊びがてら実を食べたものでした。 ここは田舎。誰かからの頂き物のおすそ分けで一枝頂きました。 赤い実は観賞用にいいものです。が、食べると甘さより渋…

子ムツ

が旬です。小さいので食べるのが「せせこましい」(本来の狭くて窮屈 の意味でなく地元では「邪魔くさい」の意味で使います。) 醤油と砂糖で煮付てから食べます。一晩置くと味が浸み込んで冷たくて も美味しく頂けます。ムツは肌が柔らかいので手間いらずです…

初ガツオ 2016

「目には青葉、山ほととぎす、初鰹」の皐月の晴天になりました。 山でなく、海には 散歩に行くと見慣れない船が・・・。 ズームできなくいまいちですが海上保安庁の巡視船クラスの船です。 伊勢志摩サミットを10日前後に控えて英虞湾口の警備です。 おお…

乾燥めかぶ

めかぶを乾燥させてみました。 この通り真っ黒です。 生の状態を記録してないので比較できませんが、これをバラバラに手で ほぐして、 熱湯で5、6分(あまり多く注ぐ必要なし)浸します。 以下は前回紹介した生のものです。 元に戻りました。今までは生でし…

ヒロメ

おすそ分けで頂きました。名の通り葉っぱが広く大きいです。 ワカメのように枝別れしなくて一枚の葉に大きく育ちます。 ローカルな食べ物とのことです。あまり市場に出回らないのかもしれません。私も初めて見ました。生でも食せますがとりあえず干しました…

ワカメ干し 2016

今年の春先の嵐は少し遅めで海が荒れ、浜辺に打ち上げられる大量 のワカメは昨日が初日だったとのこと。さっそく浜辺ゴルフしながら 落ち穂拾いならぬワカメ拾いしてきました。 今年はヒジキ同様少なめ。不作の年かも知れません。 これは海の中での状態です…

ひじき干し風景 2016

早春の風物詩です。 干して一日くらいのもの 干したばかりのもの 左側・当日のもの 右側・黒っぽいのが一日干したもの 磯場での刈り取り作業⇒運搬⇒干し と手間が掛ります。海から刈りと ったばかりのものは水分が多くて運搬は重労働です。 今年は例年より収…

めかぶ 2016

が、旬です。海水はまだ冷たいですが初春は海藻の旬の時期。 さっそく刻んだ後、湯通ししていただきました。中学校の理科の実験 のように湯通しだけで、茶褐色⇒緑色に変化します。 市販のメカブは細かく切り刻んで味付けされてますが採れたての メカブは柔ら…

ワカメ 2016 初春

関西に春を告げる東大寺二月堂のお水取りもクライマックスを迎え、 桜だよりもぼちぼち気になる時候となりました。 今朝浜辺を散歩してたら今年のワカメが一株流れ着いていました。 正に、「若芽」の旬の時期です。秋口に枯れ果てで胞子が根付いて冬を 越し…

新種のみかん

秋から冬にかけては温州ミカンが出回りますが、春を迎えようとする いまの時期は、少々値が張りますがデコポン、八朔、はるみ、いよかん などの異種みかんが店頭でみかけます。 以下は麗紅(れいこう)と言う新種のみかんです。 一見、温州みかんですが色はオ…

とこぶし(流れ子) 2016

が、旬です。冬の時期特に寒入りの頃の夜中は潮がよく引くので 夜磯と言って子供の頃には村中が騒いだものです。サザエと同様夜行性なので潮が引いた磯では浅瀬で採ることができたようです。 と言う私は夜磯経験がないからです。その昔の冬は潜水してまで採…

ハバ海苔 2016冬

冬の干潮時に採れるハバ海苔。近所からおすそ分けにあずかりました。採るのは冬なので空気が冷たく手もしびれるので御苦労さまです。自然の恵みと採る人の苦労を共に味合うことになります。 天日干ししたハバ海苔 これを適当な大きさにカットして直接火で炙…

海鼠(ナマコ)

が旬です。10日程前解禁になりました。今年は例年より水揚げが少ないとのことですが、初物を頂きました。 ネット情報によると 「有名な産地は三河、伊勢、そして能登です(漁獲量の多さでいえば、北海道、青森県、山口県)。」 とのことで我が地域も有名な…

歳末物産市 南伊勢町

少しアップが遅いかな? 明日、南伊勢町の役所のある五ヶ所地区で 歳末物産市が開催されます。正月用のみかん、伊勢エビ、魚介類等など この町の特産品が手に入ります。入り用の方は(遠方でも無理してでも?)お越しください。 詰め放題の目玉商品もあるよう…

続・真珠貝の貝柱

貝柱が年末に出回るのは正月の食材としてでなく、たまたま真珠貝 から真珠玉を取り出す時期にあたっているからのようです。 この時期、地元の三重テレビなどでは今年の真珠玉の出来の良しあし が話題になります。 真珠をとりだす際の副産物として貝柱が食用…

「田作り」 の乾燥風景

カタクチ鰯の幼魚だそうです。魚屋さんに言わせると「正月だけの食べ物でもないのだが正月需要が多いので仕方なしに年末に出荷する。」 とのこと。 海辺で「田つくり」とは似あわない or 関係なさそうですがそうでもない とのこと。その昔、田の肥料として鰯…

真珠貝の貝柱

が、旬の季節になりました。 昨年は天日干ししたものを「海のダイヤ」として紹介してます。 知り合いからの頂き物です。正に地物。 最近は冷凍技術の発達のおかげでネット通販も見かけられるようになりましたが生は、地元でしか食せません。しかも高級食材と…

安納芋

先日、枯葉を見て焼き芋が恋しくなったと書きました。噂はするもの です。家人の種子島の友人から「安納芋」が送付されてきました。 国産初の商業衛星打上げ当日に着きました。 ロケット発射場がある故のネーミングですね。 焼き芋したいが最近戸外での焚火…

的矢かき 2015

牡蠣が旬です。地物で無菌牡蠣として有名な「的矢かき」を食べに うなぎ料理の「川うめ」へ行って来ました。季節料理として的矢かき を提供してます。10月末に行ったら出しておらず11月に来て下さい と言われ退散しました。 今日はかきフライを頂きまし…

鰹節の天日干し 2015

天日干しの季節がやってきたようです。 地元での天日干し風景。 黴付け⇒天日干しの行程を経て、「花かつお」の原料となります。黴に よる内部の水分の吸上げと天日干しでの表面からの乾燥で石のように 堅くなります。写真のものは鰹の四分の一節ですが、その…

鯵の丸干し 2015

今年も旬の時期がやってきました。カマスの干物はスーパーで手に 入りますが、これはなかなか見かけないと自負してます。 都市部ではもっぱら鯵の開きが売られてるので食べる習慣がないと言ったほうがいいのかもしれませんが。 木枯らし一号が吹いて太平洋岸…

あられ(米菓子)

子供の頃、餅つきしたときに丸餅以外に大きく平たくしたものを乾か して柔らかいうちに包丁などで小さく切り、「あられ」の材料として ました。冬場に火鉢の火の上で金網で作った炙り器で炒っておやつに してもらった記憶があります。保存食です。 知人から…

田丸屋のわさび漬

若い時、新幹線で東京出張時、駅の売店でこの商品と野沢菜漬を よく買いました。今でもこの二品は東海道新幹線駅売店の定番商品 です。 我が田舎は、その昔遠洋鰹鮪漁業が盛んでした。水揚げする母港が静岡県の焼津、清水であった関係からお土産にこの品を…

干し柿

南伊勢町は海側と山側に集落が点在する地域です。山側の方の知人 宅から干し柿用の柿をたくさん頂きました。今年は豊作年だそうです。 以下は軒下の干している写真ですが、ここに至るまでは 1. 柿の皮剥き作業⇒これが結構手間暇かかります。 2. 上の写真のよ…

カマスの干物

地物で秋の味覚の一つにカマスの干物があります。この時期になる と干物にできるほどに大きくなりまた水揚げも多くなるので各家庭で は何キロも購入して自宅で開きにして塩をして天日干しします。 秋は日差しも和らいできて、西寄りの乾燥した風が吹くので干…

再びの近海鰹の刺身 2015

東海地方も梅雨が明けました。今年の梅雨は長かったので気温含めてやっと夏になったと実感できる日になりました。このところの台風の影響で波が荒く沖合いで の漁ができなかったのですが今日は鰹の水揚げがありました。私も今日が食べ収め となるのでくどい…

鯛の干物

昨日、スーパーマーケットの地物コーナーでつい、手が出てしまいました。 袋の状態ではわかりづらいので・・・。 小ぶりですが、真鯛の桜色がとても綺麗なのに惑わされた次第。 我が地区でも今、天然物の小ぶりのものが水揚げされてます。 天然物と養殖物で…

鰹の削り子

商品名は「花かつお」として知られてます。その昔、この小さな漁村でもあちこちに 鰹節を製造する家々がありましたが今は皆無となってしまいました。 鹿児島枕崎あたりから鰹節を仕入れてきているのでしょうか、以前鰹節製造していた 「かわぜん」さんが カ…

鰹のヅケ

「鰹のアラ煮」を紹介しましたが、その時買った片身は、漬けにしました。刺身で は食傷気味になるので漬けにして焼いて食べます。刺身好きの人には勿体ない話で すが・・・。 醤油、酒、砂糖、生姜に浸けて冷蔵庫で保管 後、一晩位寝かしてから焼きます。 刺…

鰹のアラ煮

幼少の頃、地元は夏になると鰹節作りが盛んでした。お昼のおかずにどの家とも 「鰹のアラ煮」を食べてました。鰹節を作る工程で出る不要な部位(カマ,骨,頭部 ,尻尾など)を塩ゆでにしたものです。今ではブリとか鯛のアラはスーパーで買うと 値が付いてますが…