リアカー製作内容備忘録



以下製作内容。
 
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カヤックリアカー仕上がり外形(最大値・約)
長さ700
高さ360  (タイヤ装着時470)
幅  430  (タイヤ装着時600) 
 
イレクタージョイント構成 
 J5  x4(枠コーナー部)
J7C  x6(車軸、枠中央、縦管各2)
J20  x1(後部中央接続)
J3   x1(前部中央接続)
J6B  x1 (中央前後接続)
 
イレクター管 H2000(2メートルもの)  3本(内1本は牽引用)
カットサービス利用時の手順:
1本目:下記の順番でカットしてもらう。4カット。
350 (中央部)
460 (タイヤ軸部。110ミリを中央部に加算した値、ジョイント部両側に約5ミリ突出させる長さ。下図参照。)
280×2(縦管)
630 (カヤック船底接触部、切りシロあるので625位になる。1本目。)
 
2本目:下記の順番でカットしてもらう。7カット。
 160x4 (枠前後補強 L ) 
295x2  (中央前後補強 C )
630x1  (二本目。一本目と合わせるなら625を指定すること。少し違ってもジョイント部で吸収可能。)
 切り残り 120強 、切断手間 30円×11箇所=330円
 
タイヤ (外径22cm)580円×2個=1160円
 
塩ビ管 長さ600、外径φ22 (車軸用。車軸を通すイレクター内径は23.5。タイヤの軸孔径はφ21と狭いのでサンダーで削って挿入後接着する。接着剤はイレク
ター用を使用。)
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a) 枠前後イレクター管長さ L の計算方法
 J20(前部)、J3(後部)は船底形状がVの字であるために使用。角度が両方
向に73度開いている。
 V字形状でなければ中央部管の350と同じものを使用すればいい。この時の半
分の値175が計算の基準になる。直角三角形の斜辺Loを求めることになるので、
   cos(90-73)°=175/Lo
   Lo=180 
 この値LoはJ20、J30ジョイント部を考慮してないもの。
公開されてる情報からジョイントセンターからマイナス20差し引くこと必要。 よって
              L=160
b) 中央前後イレクター管長さ C 
  上記同様にJ6Bの片側20を考慮し、 630/2(カヤック接触部半分)-20 =295

c) その他
中央部は車軸から伸びる縦管と船底接触管を交差接続するものと、これらを
横方向から補強する中央管接続用の二個のJ7Cが交差する。中央の前後補強管J6Bの落ち込みは、これら二個のJ7Cにより80ミリになる。
一方約300離れた位置にある前後補強用ジョイントJ3(前部),J20(後部)
のV字落ち込みは角度計算から55ミリ。b)で計算した管Cは傾斜を持って接続
されることになる。
本来、管同士はストレート接続されるように設計されてるが少しジョイント
孔に余裕があり、この程度の傾斜は問題なく 吸収されている。

    基本設計はカヤック最大幅が630あることから平行に支える枠幅を400程度と
した。この値からイレクター管H2000二本を無駄なく使えるようにしたつもり
だが約120ミリ余った。
前回のキャリーは枠構造でなく、イレクター管H2000一本構成。今回は枠構
造とし強度を増し、さらにV字船底形状にあわせた。
 車軸を塩ビ管としたのは前回のもので十分使用に耐えることを確認したため。
ステンレス管はベストであるが簡易的、経済的にはこれで十分。総費用は、タイ
ヤ込で約6000円。
 
 タイヤと車軸用塩ビ管接着前の様子
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   平座金はタイヤに付属してきたものでタイヤと車軸受管の間に入れた。
   塩ビ管はタイヤ孔に挿入するためサンダーで研磨した。           
 
 
  以上
 
    これとは無関係ですが・・・紹介します。 今時の日の出前の空です。
  雲の配置が何とも言えません。自然のなせる技です。
 
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