我が村は岬にあり、たどり着くには隣村を経由しないと来れません。いつも通る
隣村はこれまで紹介して来た南張地区です。南張から檜山路地区に至る県道17号が整備されてりっぱになってますが、昔からの道もあります。今回初めてチャリで踏破してきました。県道730号線となってますから自動車は通れないことはありませんが、

檜山路口
の通りで少々勇気が要ります。 入口はダートですがほとんど舗装されてます。

見返り
この写真を撮ったわけは坂がかなり急勾配のためチャリを降りたからです。
ここから峠までチャリを引いていくはめに。左側に谷を見て行きましたが
結構谷は深く両側にはうばめがしの木が鬱蒼と生い茂っており緑のトンネルを
行くようでした。

峠方面への道

切り通し
陽の当たってるあたりがピーク点です。ここからは一気に下り坂となります。
ここまでの距離はさほどありません。が、この道を自動車道にしない理由がわか
りました。ここまでの山道が急勾配なのと谷が深いので道路工事がたいへんなの
でしょう。南張方面の道はそうでもありませんが。下り坂を行くとすぐに、

奥山池
というため池に出くわします。これは南張地区の農業用水でしょう。

池の下
しばらく池から下ると農地が現れます。ゆるやかな下り坂でここから広大な農地へと広がって行きます。
そのむかし、南張地区に至る道はこれ一本だった時期があったのではと思います。
檜山路から浜島経由では遠すぎます。楠姫御前もこの道をだどって食材を探しに来たのかもしれません。
to be continued.