蒸籠(せいろ)の製作過程 その1


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全長300(w 90,t 15) のヒノキ材

のヒノキ材をコメリで110(A)、190(B)にカット。運搬するためでもある。

B材は、3等分割する。全長300と言っても少し大きいので端から110カットすると
63.5x3 取れた。
前回のセイロは60だったが、今回は少し大きめとなる。A材からは従い 63.5 x 1 カットする。
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これで写真のようにセイロ用枠4枚が取れる。

セイロは同じ形状のもの二枚必要なので、各枚を縦方向にカットし、
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          計8枚とする。幅は約 90/2= 45 となる。

こうしてできた8枚でセイロの枠が二面取れる事になる。
セイロは金網を取り付けるので金網を押える枠が必要。
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これを得るには写真のように二枚を万力で締めあげて表裏にケガキ線を入れてから
のこぎりでカットする。押さえ枠の幅は約 8 ミリ程度とする。
素人の縦切りは難しい。少々曲がってもかまわない。切ったときの片割れとペアを
組むようにすれば完成したときの仕上りがよい。

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  枠の完成(表面は鉋がけして綺麗にした)

写真にスリットが入っているのはカットしたものとペアリングしているため。
最終的にはこの間に金網が挟まることになる。

to be continued.