用済の乾電池でLEDを点灯する方法を紹介しましたが実用的ではありませんでした。
「なんだ照明にはちと軟弱すぎではないか?」と思う所あり改良を加えました。
「なんだ照明にはちと軟弱すぎではないか?」と思う所あり改良を加えました。
ネットでいろいろと紹介されてるのをヒントに実用的に作り変えました。
以下変更、追加点
1)LEDにはもう少し輝度の大きいものと広角度のものを使う。
・砲弾型のLEDでは輝度不足で又、指向角が小さいので全体が暗い。
・日亜化学「雷神シリーズ」の150°広角レンズ付き、If=50mAのもの。
・砲弾型のLEDでは輝度不足で又、指向角が小さいので全体が暗い。
・日亜化学「雷神シリーズ」の150°広角レンズ付き、If=50mAのもの。
2)人体センサーを使って検出している時だけ一定時間LEDを点灯させる。
・自動的にLEDを点灯させるので用済電池でもさらに長持ちする。
・Panasonic製の焦電センサーNaPiOnを使用。待機時消費電流約80uA.
3)使用済み乾電池だと電圧不足になるので単三3個使いとする。
・自動的にLEDを点灯させるので用済電池でもさらに長持ちする。
・Panasonic製の焦電センサーNaPiOnを使用。待機時消費電流約80uA.
3)使用済み乾電池だと電圧不足になるので単三3個使いとする。
・使用済みを使わない場合は2個。
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人体センサーによる電源制御回路 & ジュールシーフ回路:
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人体センサーによる電源制御回路 & ジュールシーフ回路:
回路図説明: 人体センサー制御(SensorControlBlock)回路のみ。
1. N-chMOS型トランジスタ Q1はジュールシーフ回路のアースラインをオン・オフする。
2.人体センサーQ2は、
人の動きに反応したとき電源電圧レベルを出力
⇒電解コンデンサC1充電⇒トランジスタQ1オン→ジュールシーフ回路オン
⇒LED1点灯。
3. 人体センサーQ2が人体不検出になると出力はオフ
⇒電解コンデンサC1に充電された電荷は放電抵抗R1を介して放電開始
⇒トランジスタQ1のゲート電圧が放電し、ある値以下になると
⇒トランジスタQ1オフ→ジュールシーフ回路オフ
⇒LED1オフ。
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LEDの点灯時間は、R1とC1で決定します。電源電圧にも左右されます。
放電電圧は指数関数的に降下するのでLEDもじんわりと消灯していきます。
以下は手作り基板
1. N-chMOS型トランジスタ Q1はジュールシーフ回路のアースラインをオン・オフする。
2.人体センサーQ2は、
人の動きに反応したとき電源電圧レベルを出力
⇒電解コンデンサC1充電⇒トランジスタQ1オン→ジュールシーフ回路オン
⇒LED1点灯。
3. 人体センサーQ2が人体不検出になると出力はオフ
⇒電解コンデンサC1に充電された電荷は放電抵抗R1を介して放電開始
⇒トランジスタQ1のゲート電圧が放電し、ある値以下になると
⇒トランジスタQ1オフ→ジュールシーフ回路オフ
⇒LED1オフ。
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LEDの点灯時間は、R1とC1で決定します。電源電圧にも左右されます。
放電電圧は指数関数的に降下するのでLEDもじんわりと消灯していきます。
以下は手作り基板
Top View
左からLED、インダクタL1,L2、白いのはセンサNaPiOn、センサの下にQ1、R1、C1。
Bottom View
LEDが斜めに取り付けてあるのはセンサ本体が影にならないようにするためです。
作動中の動画は以下をご覧ください。
センサは動体を検出します。人間を検知するわけでなく動きを検知します。ですから
じっとしているとセンサ出力はオフになり、LEDは消灯します。
実際夜になってから使用しましたが広角なので手元が十分明るいです。
家の中でも常に足元が暗い場所などに設置すると人が出入りする時、ちょっとした
助けになります。
end.
P.S.
R1、C1で決まるLEDの点灯時間は回路図では約20秒ですが
乾電池の寿命を延ばすには5秒位でもいいです。というのは
C1を充電するNapionからのパルスは人体検出する毎に発生する
のでその場に人が居て動いていれば継続してLEDが点灯するから
です。その場から立ち去ってからも20秒も点灯しているのは電池
の無駄遣いとなります。 (2016/3/5 )