旧南勢町時代に野口雨情の歌碑をあちこちに作ったようです。その
ひとつは、本ブログの「剣峠から内宮」で剣峠にあるものを紹介しま
した。
野口雨情は昭和の初めにこの地に来てかなりの歌を残しています。
当時は今ほど交通の便がいいはずもなく来るのが大変だったと思われます。ですが景色は今よりもよかったでしょう。南伊勢町のHPに各地区
で読まれた歌が紹介されています。
我が地区にもあります。
この場所は私が小中学校に通っていた時に利用した「しんどう(新道)」と呼んでいた旧海沿いの道の一番高い所にあります。
外洋に突き出した三崎さんから尼崎(中津浦の湾内の突き出した岬)まで
の広範囲に渡って荒波の打ち寄せる景色を謳った壮大な歌です。当時は
各地区には防波堤も消波ブロックもなく自然のままの姿だったであろう
ことが偲ばれます。
end.