海鼠(ナマコ)

 が旬です。10日程前解禁になりました。今年は例年より水揚げが少ないとのことですが、初物を頂きました。
ネット情報によると
 「有名な産地は三河、伊勢、そして能登です(漁獲量の多さでいえば、北海道、青森県山口県)。」
 とのことで我が地域も有名な産地となってます。

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最初に食したのは何十年か前でした。海鼠は冬のものでして宅配便で送られてきたのですが、どのように調理すればいいかもわからず右往左往
見た目も良くないので恐る恐る聴いたままに調理した記憶があります。
 とは言え酒の肴には最高の珍味だということを食して見て納得しまし
た。 
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結構大き目のものです。

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正面から

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腹部を縦割します

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ナマコのワタ(塩辛用)

大きいので縦4分割にして塩揉みしてヌメリを除去した後
2~3ミリ位にスライス
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熱湯をさっとかけて調理は終わり

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        三杯酢にユズを散らして出来上がり。

中国では古来から海鼠の干したものが珍重されてきたそうでその流れか
らか日本でも食しているようです。食感はコリコリとして歯の悪い人に
は向きません。無味無臭。
ナマコ自体はほとんどがキュウリと同様水分がほとんどでミネラル成分が少しあるようですが古来から珍重されてきたのには何らかの理由があるのでは、と料理人の方が言われてました。(不老長寿の食材?)

 本格的に冬になりつつある今日この頃、熱燗で海鼠を肴に「何故海鼠が???」などと古代のロマンに思いを馳せるのも一興ですね。

end.