巣鴨猿田彦大神庚申堂

 拙宅から歩いてすぐの交差点の角にこの社があります。
タイトルが「巣鴨」を除いても長いのでどれほど厳めしいのかと思われる
かもしれませんがこじんまりとしていて敷居が高くなく買い物ついでにでも
立ち寄れる親近感のある社です。

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大門横と                お堂のそばに
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小さくても石塔にある如く歴史は結構古いのです。

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          入口から徒歩で十数歩の小さなお堂  

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庚申堂由来記

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この社は、
中国伝来の庚申信仰、田舎に根付く道祖神信仰と神道猿田彦の結合(神さん
であればいいようにくっつけてしまうという日本民族のおおらかさ) により
成り立ったようです。(元々日本は「八百万の神」のおわす国柄ですから一つ
や2つ神が増えても大した問題ではないのです。)

余談ですが、武士が武運を祈る時に唱える「なむはちまんだいぼさつ」は、
神仏習合から来てます。神も仏もごった煮してしまうのは日本民族の特異性
ですね。 文明の衝突などと呼ばれる中東の騒乱(キリスト教国家と
イスラム教国家の衝突)を収めるには日本国からこの思想を輸出して見ては
どうかと思うのは私だけでしょうか?

end.