前回紹介した接着剤で隔壁板に凸部を構成する8個の木片(ヤスリがけ
して張り合わせ調整したもの)を貼りつける作業。

模型の連結部分
いきなり8枚を貼りつけるのには接着剤が固まるまで位置が不安定な
るのでまず数枚先に接着する。こうすることでこれらがガイドとなり、
精度よく接着可能となる。

設計図面座標100の位置の隔壁板凸部接着(最後の2片)
写真で見て上の部分2枚を一番先に接着し、順次下の方に移動した。

設計座標-50位置の隔壁板凸部接着
これは上部2片を除く残り6片を接着している状態。
ガイド板をはめ込んだ状態で行っているのは凸部との位置関係を維持
しつつ精度よく貼り付ける為。ここで凸部の接着剤が洩れてガイド板が
共に貼りつかないようにする為にスーパーマーケットのレジ袋(厚さ
0.01ミリ)を使用している。このポリエチレン袋は接着されないので
すぐ剥がれる性質を持っている。
この情報は「カヌー製作友の会」から得ている。



ガイド板を嵌めこんだ状態で接着する場合でも上の3枚の写真のように
凸部を構成する各片に位置関係を示す印を付けておくと精度よく接着
することができる。


ふぅ!
できました。

もちろんガイド板は外せます。

半完成としたのは凸部をもう一枚重ねて貼り合せる作業が残っている
からです。下段でガイド板との位置を決めれば2枚目は重ねるだけで
すから位置関係に神経質にならなくて済みます。凸部の上段と下段の
木片は位置関係が左右逆に配置されて接着されます。これは各木片の
繋ぎ目をずらし貼り付けることで強度を持たせるような設計仕様とな
ってます。
to be continued.