船底板 尖頭部の加工

 船底板の艫(後部)の尖頭部、写真左下の、とがった箇所。
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尖っている部分はカットしたままだと組立て時、強度不足になるので
両側面板が収束するV字部分にはめ込むように斜めにカットします。
これは罫書線でガイド線があるのでこの線に沿って斜めに削ります。

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船底板に描かれた罫書線
(先端に行くに従って広くなっていく。斜め角度が深くなっていく。)

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際(きわ)鉋の出番です。

鉋で削った後
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もちろん削り後、カット面はヤスリ処理します。

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           加工途中の先端部の断面

先端部の断面は三角形になり左右対称のものが両側面板がV字になった
箇所にはめ込まれることになります。舳先の部分も同様に処理します。

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前回の舳先部分の写真ですが、最終的にこのようになります。

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後部底板先端部貼り付け中

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同アップ。針金は仮止めで接着後外す。


to be continued.