ないのですがその昔、三重県南部のほとんどが紀州藩に属していたことを知るに及んで納得できます。廃藩置県後、熊野川をして県境に定めたのでややこしくなってます。 で、「くまの三山」は熊野川の右岸、和歌山県側にすべてあります。




本殿入り口


大斎原(おおゆのはら)
私がヤングマンの頃、奈良の五條から十津川村経由でこの地を訪れたときはかような大鳥居はありませんでした。 なんと平成になって建立されたようです。
世界遺産に登録された頃にできたのかな?


明治22年の熊野川の大洪水で川の中洲にあった本宮が壊滅的被害を受けたと案内にありました。この場所が元々、本宮のあった場所。
熊野速玉大社と熊野那智大社は、熊野川河口付近にあるのに対し、本宮は
奈良県の十津川村に近いくらいの奥まった地にあります。近年、熊野古道ブームで徒歩で中辺路などを歩く人たちが増えてますが、この地は難路を越えて行く
価値のある大自然のまっただ中にあります。
End.