2017年版 LEDライトスタンドの製作

 秋月電子のHPでLEDを検索していたらすぐれものに出会いました。輻射角度140度、
電流容量90mA。見逃すわけにいかず早速アキバへGo!  10個入り¥380。
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内部で3個のLEDチップが並列にマウントされているとのことです。

約6年前に製作したLEDライトスタンド(ブログで公開してない)があるのですが充電池
3.6V(三個使い)から12Vに昇圧して使用するものです。以下。
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12V 160mAのLEDモジュール(秋月電子にて600円で購入)
放熱用のアルミナ基板の上にこのようにLEDが取り付けられている。

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3.6V⇒12V昇圧コンバータ(確か400円くらいだった。)

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電源部とスタンド部が分離できるようになっている。

昇圧コンバータでの電力損失は10%くらいあるので効率的ではありませんし単3を
3個使っているのですが意外と電池の持ちが悪いのが欠点でした。またブログで
も紹介しているように定電流ICを使う方法がありますが電流容量に限りがあるし
ICも意外と高価です。
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「乾電池をとことん使う方法」で紹介しているジュールシーフ回路は簡単な回路構成で
電流容量も結構取れます。今回はこの回路と90mAのLEDを2個使用してより明るくした
ライトスタンドを製作しました。
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TopView
チョークコイルとLED各2個

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BottmView
中央右の黒い部品がトランジスタ、抵抗は5個。

これに単3充電池3個で完成です。
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今までのライトスタンドを改造して
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スタンドの傘は
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ガスボンベの底を再利用

 発光しているLEDは直視できません。眼が火傷しそうなくらいの明るさです。もちろん
前回より明るくなりました。電池の持ち具合は少なくとも2時間は確認できてます。

ジュールシーフ回路はLEDを交流駆動するので、例えば直流12V90mAで発光させた
明るさになるよう回路定数を合わせます。

部品代金
     LED \38 x 2
                   choke coil  ¥10 x 2
                   トランジスタとチップ抵抗はサンプル品なので¥ゼロ。基板も在庫品。
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LEDは年々進化しており種類も豊富になりました。そして安価に手に入るようになりました。電流容量が大きければ明るさも上がります。が、発熱もそれに応じて発生します。
エネルギー効率は約50%。白熱電球のそれは3%で圧倒的に優れていますが熱発生は避けられません。 就寝前の本を読む程度のライトスタンドならこれくらいで十分です。


End.