バックロードホーンスピーカーの製作 完了

最終工程はスピーカーと端子板の取付で完成となります。

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スピーカー取付準備

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端子板

半田付けしてネジ止めで・・・
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スタンド部に本体を載せれば
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完成です。
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用途はPCでの音楽鑑賞なのですが今はアクティブスピーカーを使用している
のでこのままでは使えずアンプが必要になります。USB-Audio対応でのアンプ
となるハイレゾ対応品が多くてそこそこの価格。ハイレゾを聴けるほどいい耳を
持っていないのでパス。いろいろ探した結果たどり着いたのがなんとこれも
Fostex社の製品。あるところにはあるもんです。

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USB Personal Ampと呼ばれる製品。アンプ付きなのでACアダプター付き。
これの上位機種もあります。

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この前紹介したのはUSB Volume Controllerでアンプ機能なし。

外観、寸法もほとんど同じ。アンプは最大出力5W+5Wと小さめ。
今使っているアクティブスピーカーは出力15W+15Wですがボリュームを
最大にして使うことがほとんどなくしかもセンター位置まで上げることもない
ので出力はこの程度で充分との判断です。実際使ってみるとこの製品でも
最大に合わせると音が大きすぎます。 

結線図です。
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Fostex社HPより

PCの音声アナログ出力+アクティブスピーカー
⇒USB接続+バックロードホーンスピーカーの組み合せとなります。

視聴結果は・・・
老人性難聴気味の私ですらわかるほどに一気に音の世界が広がりました。
アリスの「秋止符」の出だし、谷村新司の声が飛び出すように聴けるし、
荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」の低音ビートは迫力あります。
島谷ひとみの「レイニーブルー」はスタジオ録音のこともありますが呼吸の
こまかな音まで拾いあげてくれてます。ピアノ演奏は充分音の広がりが感じ
られます。
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フル・レンジスピーカーは2ウエイ、3ウエイなどと違い特徴を出せないところ
が欠点と言えば欠点ですがバックロードホーン構成で低音域をカバーする
ことで充分聴けるしろものです。
ちなみにこのフルレンジスピーカーは3000台しか生産されてないそうです。
仮に完売になったとして1500人しか音を楽しめないことになります。
通に言わせると自作スピーカーは使い込むほどいい音色がでるとのことです
がそこまで認識できるかどうか楽しみです。

End.