隣村散歩(その1)

私の田舎は漁村ですがもうひとつの隣村である南張地区は農村です。夏になると
漁村である我が地区へここから朝獲れたてのトマトやきゅうりを行商に来ていた
のを覚えてます。ここの牛乳は美味かった。
 
写真は左側が防波堤、右側が集落です。海に面してますが昔からの農業の村です。昔この川岸は石積みで遠足に来てアサリを獲った記憶があります。正面の白い建
物は今は閉鎖されてますが、国民年金宿舎「はまじま」です。私の子供たちが小
さい頃よく利用しました。右のトンネルは近年できたものです。
 
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防波堤から集落を望む
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良く整備された防波堤は海が直接外海に面してるので波荒くサーフィンする人た
ちでにぎわいます。成人になってから聞いた話ですが・・・・。中学の卒業時に
一人ひとりに貰った短冊型の色紙(短歌が書かれてたと思います。)の資金集め
に担任の教師たちがここで夏に募金活動したと聞きました。
多分ここ出身のB先生の知恵だったのでしょう。
 
南張海岸から田曽白浜を望む
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リアス式海岸にありながら、対岸の御座白浜とこのあたりはなぜか白砂の浜です。
 
近隣では有名な御宮さんです。半世紀ぶりに尋ねました。が、全く記憶ありませ
んでした。
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小学生の頃、「くすのみやさん」の祭礼があるといって結構にぎわっていたのを
覚えてます。一度くらいかな歩いて来た覚えがあります。当時はまだ牛を飼って
いる農家があり牛の糞の匂いしか記憶がありません。
最新この楠御前の謂われを知りました。その昔、美味し国である志摩にまで食材
探しに来た神宮の女官があまりにも景色よく食材も豊富なこの土地が気に入りこ
の地に居着いてしまったとのこと。代々南張の人たちが崇め奉ってきたのです。
小さな社ですが歴史のある土地柄です。
 
end.