大潮のある日、再び ふなどまり の浜、三崎の鼻近くまで磯浜散歩しました。
一枚目はこれより上方向を狙うと絵が真っ黒になってしまうので、このアングルで
。二枚目は下方向の磯。ここから先の太陽光線の当たっている岩場に行きたい
衝動にかられましたが・・・。見ての通り、下の磯場からは無理。足元手前は
なんとか足場はありますが、上方向に手がかり(この表現がぴったりです。)が
ありません。2メートル位先に行けば松の根元に手が届いて行けそうですが・・
・あきらめました。行かない勇気が勝ちました。
GoogleMapの写真で見るとこの先にはこれほど急峻でない磯場が開けているようです。
後方(「ふなどまり」の浜を望む)
足元
ごらんのとおり、この磯場の急峻さは堆積地層が天に向かって持ち上げられた結果
生じたものであることがわかります。地質の堅さも手伝ってか急峻であるにもかか
わらず何年にもわたって崩れ落ちない理由だと思います。後方の崖の地層に至っては堆積層が垂直に屹立しています。自然のなせる技はすさまじいものがあります。
畏怖の念さえ覚えます。地元の人々が昔からこの付近一帯を「三崎さん」と称して
畏れ、敬い、そして信仰の対象としてきた理由でもあるのだと感じました。
to be continued.