何かの記事で、司馬遼太郎と同い年だと聞いた。ジャンルは違えど西と東の有名な小説家。後者のほうはほとんど読んでいなかった。この機会にと読み初めたが読まなくてもテレビドラマ、映画で結構お世話になっている。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛け人 藤枝梅安」「雲霧仁左衛門」など。前二作を読み出したが文章が平易で時代物に特有の表現に慣れれば極めて読みやすい。長編ものだが話題が短編小説のように完結している。この構成が人気のもとだろう。
台東区に記念館があるのでちゃり(片道8キロ)で行った。本年が生誕100年とのことで記念イベントもあるようだ。
場所は、道具専門店の集まる、かっぱ橋筋北。分かりやすく言えば上野と浅草の間で
浅草よりにある。
この会報によると本年「藤枝梅安」の映画が封切りされるようだ。
一階にかなりのスペースでコーナーがある。
自筆絵画・東京の風景
直筆の原稿
誰もいなかったので写真撮ったが、禁止だったようだ。(ごめんなさい)
************************
先行して読んだものに随筆「日曜の万年筆」がある。
これは本人の生い立ちなどが書かれており興味深かった。猫好きでもあった。食通でも知られた人だが、神田のやぶそば店、末広町の日本料理店「花ふさ」、日本橋の洋食店「たいめいけん」に関する話題があり。在京30年を過ぎようとしている私だがまだ一度も行ってないのに気がついた。(恥) 「花ふさ」のレビュー見たら外人が書き込みで感激していたのにはびっくり。今でも流行っているようだ。↓の切り取りは復員して間もないときの感想。マスゴミは程度の差はあれいつも都合のいいような報道をする。