罫書作業と切断作業


 罫書(けがき)作業
 地味な作業です。
イメージ 1
 A4サイズの図面35枚(RGB色印刷してある)を180x90センチの
べニア板に写し取ります。予めべニア板に引いた基準線に合わせて計
(35xRGB計3=105ページ)を3枚のべニア板にけがく作業です。
べニア板の手前は座って作業できますが、中央部はどうしても立って
の作業になるので腰がつらいです。我慢のいる作業。
地味ですがこれを正確にしておかないと製作時に誤差が出ます。
 
イメージ 2
 カーボン紙を下に敷いて図面を写し取りますがべニア板の裏側は面が荒いので写り辛い場合が多いので、べニア板を購入するときはなるべ
く裏面の状態のいいものを選定することが肝要です。
 ついでになぜ裏面に写し取るのかと言うと、船体を作る時の基準線を
船体内部に位置させて作り易くするのと、べニア板の表が船体外部に出
るようにするためです。塗装のやりかたによってはべニアの木目を出す
ことも可能となります。

切断作業
イメージ 4
クリップ留めの理由はべニア表面を向かい合わせにして2枚重ね対称な部材を2枚とるためです。べニア板厚さは4ミリ/枚。

イメージ 3
 切り取り開始。今回も手作業のノコギリ引きです。前回と異なり歯は
板厚0.3ミリとごく薄のもの。カット面の仕上がりが綺麗になります。
 これを3枚(計6枚)繰り返して部材取りをします。汗の出る肉体労働です。

to be continued.