シーカヤックsk356一号艇製作記録(1/8)

記録として残す為に、毎日アップしなかったこともあり思い出しながら綴ります。

田舎に帰った時海を眺めながらふと思い出がよぎりました。その昔ありあわせの
流木で浮かびもしない筏みたいなもの作ってすぐ沈没したことを。そしてネット
でシーカヤックが一万円程度でできることを発見。まずモデル製作しました。
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カヤック友の会に入会してSK356の図面を入手。
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ベニア板180x90x4を二枚重ね合わせたもの三種類(計六枚)、A4サイズの用紙
から写し取り。
このベニアを置くような平面は我が家に無いので庭のテーブルと椅子を組み合わ
せて適当に平面作り。
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一枚あたり写し取り時間は日中一杯掛かりました。三枚目はそれほどでなかった。

次は電動ジクソーで切り出し。作業中の写真は撮り忘れと言うより一人作業だか
ら撮れなかった。

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これも足掛け3日くらい。

次はトリミング作業。これも時間かかったが結果として時間かけたほうがよかっ
たかも。組み合わせた時の誤差が小さかった。とりわけ板同士を張り合わせて一
枚の板を作るときの接着部の直線度。脇カンナとヤスリの出番でした。

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パドルは田舎の兄貴にお願いして柄の部分を製作してもらった。柄は兄貴がかつ
て鰹の一本釣で使用したファイバー製の釣竿二本を有効利用。

トリミング完了後パーツ勢揃い。さあ、どこで組み立てるか?                                 
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紆余曲折を経て一ヶ月後に、とある海辺の某所二階を借りて組立開始。
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  全長3.5メートルなので六畳の間を斜めに使用。組立方法は友の会から入手
したマニュアルに沿って。
板の長手方向への張り合わせは写真に撮ってないが結構神経質な作業。
上の写真で接着用補助板を貼り合わせてるのがわかります。
  左右舷側Bと隔壁板の貼り付けが最初ですが左右船底板Cを下に配置して組み立
てるとCの基準線が参考になって組立易い。
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艫(とも、船尾部)と舳先(へさき、船頭部)はとりあえずガムテープで仮止め。
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左右舷に隔壁板貼り付け後、裏替えして船底板Cの貼り付け。ガムテープとPPバ
ンドで締め付け。
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基準線を合わせるのは中央付近から開始します。
全体を締め付けたものが以下ですが、絞め付ける前に重なり合う箇所はボンドを
つけて接着しておきました。
マニュアルには締め付けて、綿テープで貼り付けとありましたが・・・・。私の
読み違いかも。
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前後はかなりの曲げとひねりが必要なので中央部の接着処理してから後でするこ
ととし、とりあえずはガムテープで仮止めしておきました。
曲げが必要な前後の箇所は仮止めしておき、接着の容易な中央部付近を張り合
せました。
接着させるのに押さえつけるものはなんでもありです。踏み台、カナヅチ、も
使用。
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舳先をタコ糸で締め上げる処理。船底部はそりがきついので省略というより
手抜き。
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舳先部の張り合わせ。ねじれがあるので結構力と技が要ります。
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艫の張り合わせ。これが一番きつかった。
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裏返すと船らしくなってます。
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すっかり接着された船体部。白いのはつなぎ目に貼り付けてる綿テープ。
これは船体の強度補強となる。船体内外両面に貼り付けます。
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綿テープ接着前の船底部
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優雅な?曲面美
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センターが見事にあってます。設計者に感謝。


To be continued.