お江戸ではハナミズキが咲き乱れます。
最近では銀座の街路樹としても植えられてますし、その他の場所でも道路沿いに結構
見ることができます。時期的にはもう散ってしまってるのが多いです。
「ハナミズキ」と言うと最近では一青窈さんの曲が有名になりましたが、私はその昔、
津本陽さんの小説「椿と花水木」で知りました。ハナミズキは日本固有種でなく、米国ワシントンに日本から送った桜のお返しとして持ち込まれたものです。 小説の題名は確か、
ジョン万次郎が椿(日本)で生まれ漂流し、ハナミズキ(米国)で教育を受けて日本に戻る
という筋書きから来たものだと思います。
写真の木は結構成長したしまったもので花を撮るのに一苦労しました。 この木は寒冷
地になじむようで照葉樹林帯の地域では見かけないようです。
end.
