地元では、「せんげんさん」と言って親しまれて来ました。富士山の浅間神社を総本山とする富士信仰の神社のようですが、地区の最高峰(といっても標高200メートルそこそこですが)にあります。その昔七月の初旬になると「せんげんさん」と言って祭りがありました。遠洋漁業の盛んなころは海の神を祀る「みさきさん」とこの「せんげんさん」は船の出港に合わせて留守を預かる女たちが海上安全を祈ってお参りしました。
車社会の到来とともに道路整備で登山する麓の一部が切り取られてしまいました。その為、急なセメントの階段で昔の登山道に至る道が付けられてます。登山する風情も切り取られてしまっています。
階段見返り
左側にセメント階段の踊り場があります。この道は旧道だと思います。昔はこの道の
まっすぐ下方向から登ってきました。今はこの道の真下は道路です。
途中の「一の鳥居」までは「うばめがし」の林の中を行くかなりの急勾配の道。
我が地区を眼下に。約30年ぶりの登山。
一の鳥居休憩場所
この地点は浅間神社のある山よりは低い。ここからは稜線に沿って一旦下りますが
浅間神社への道は結構広くなだらかで道脇には所々に桜の木が植樹されてます。
一の鳥居を下って前方の浅間神社へ。
浅間神社手前
社は、鳥居が何個か続いて頂上付近にあるはずですが今回は入口まで。
宿浦から礫浦方面
内瀬方面
浅間神社の社はピーク点にありますが見通しが利かず入口にある休憩場所が
見晴らし場所となってます。
17:05
パノラマは次回に。