炬燵(こたつ)の脚

 炬燵でパソコンする時など長時間座っていると腰が疲れるので座高の低い腰かけを
使うと楽です。しかし腕が水平にならないので手首が疲れてきます。それで炬燵高さ
を補正する必要が出てきます。
 最近、炬燵の脚を延長して高さ調整可能とするタイプのものもありますがそうで
ないものは、商品名「脚のびたくん」などを利用すれば可能です。

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市販の炬燵脚延長用部品例。

この商品は二方向で3.5センチと7センチを選択できるようになっている。

買えばすぐ対応可能ですが手持ちの材料で工夫してみました。
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完成した補正用脚(高さ10センチ)

使用している木片(6個、計24個)は風呂に入れて香りを楽しむヒノキ材の使用済
み品。すべて木工ボンドで接着してます。以下は炬燵の脚。
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            脚先端部が取り外し出来るタイプ。

段差がある底面に嵌(はま)るように継ぎ足し面を合わせる。
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たまたま木片三個分が底面部(4x9)にほぼ一致していたので加工せずに済んだ。
ブロック4辺に付いているべニア板は炬燵脚のずれ防止用。

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べニアの突出部3個は一番下の底面高さに合わせた。残る一個はその上段に。
これは木片ブロックを加工せずに済ませるため。

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取付状態1

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本体に取付中

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取付状態(外側)


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取付状態(内側)

一見頼りなさそうですが以外としっかりしてます。理由はこたつ天板が重いことで
す。そのため簡単に左右前後に揺れることがなく安定してます。炬燵の位置を移動
する時は炬燵全体を持ち上げます。そのまま引きずって移動すると追加した脚が
外れてしまいます。
 たかが10センチの高さ補正ですが座高の低い椅子に座ってパソコンする時
長時間でも断然楽になりました。 また冬場は炬燵布団にもぐりこんで簡単に
寝がえりができる高さになりました。

end.