鰹節 初鰹 旬の食材

味覚の秋到来

天高く…とまではいかない今年の秋空ですがそれでも季節は移り変わり ます。10月となれば 解禁です。以前の記事でも書きましたが魚介類の水揚げが減少してるのにかかわらず伊勢エビだけは横ばいの謎。自然界は摩訶不思議なものです。 続いて 的矢カキは戦後…

鮑(あわび)と伊勢海老

いずれも地元で採れる海のもの。たまたま図書館で見つけた「鮑」と「伊勢海老」に関する本を読んだので知り得た情報を一部開示する。 鮑は「日本書紀」にも出てくるくらい古くから食され、又神様への献上物ともされてきた。 伊勢神宮への奉納品としては志摩…

伊勢海老 2018

昨年は千葉・房総の伊勢海老が不漁だったので高値で推移しましたが 今年は例年並の相場のようです。 知り合いからいただきました。 小ぶりの伊勢海老です。 そばにある貝は帆立貝と似た檜扇(ひおうぎ)貝です。これは養殖ものです。 味はさすがにホタテには…

東京23区内産 落花生

採ったばかりの落花生 葉っぱ付を見るのは初めて 結構実がついてます 塩ゆでして食べました。外皮が固くないものはそのまま食べれます。 End.

東京野菜

関東はとっくに梅雨明けしてることもあって夏野菜の収穫期のようです。 東京からクール便で継続して送られて来ました。 完熟一歩手間のトマトたち。ミニトマトは熟れ過ぎて送れないとのこと。 シシトウは柔らかくて少々炒めてからいただきました End.

鯛の干物

梅雨時で天日干しができない魚類ですが・・・。 どうしても食べたい時は冷蔵庫で干物にします。 地元では小鯛のことを「ヤキ」といいます。もちろん天然物。 この時期によく水揚げされます。 こちらは30センチクラスなので真鯛、通称「鯛」です。 小鯛は刺…

東京で栽培された野菜たち

東京23区内のあるところの自家菜園で収穫した野菜たち、 先日田舎に送られてきました。 普通は逆なのですが・・・ 枝豆は柔らかく適度な甘さがあり、茹でて食べるとかっぱえびせんのように 食べだしたら手が伸びてやめられません。冷凍物を食べてたのでよ…

びわの実

いただき物です 小学校高学年から中学生の頃、今時になると段々畑で大麦の収穫時期と なり手伝いながら畑の近くに植えられた枇杷の木に登って食べたものです。 畑はみかん畑に変わりその後放置され周辺の畑も同様に放置されたため 野生に帰り山の一部となっ…

うつぼ

うつぼは、 暖かい主に太平洋側で食用になっている。 伊豆半島、紀伊半島、徳島県、高知県などでよく食べられている。(「市場貝類図鑑」による。写真も。) ********************************** 以下のものは地元の漁師…

初ガツオ 2018

「目に青葉・・・」には少し早い桜満開の時期ですが今年の初物です。 ブログのヘッダー画像、浜島町の沖合で釣り上げたとのことです。 上の室内写真は光量不足で色再現がイマイチ良くないので陽の光の下で・・・ 刺し身にしたハラミ部位は、この時期まだ水温…

お彼岸のかしわ餅

地元のパン屋さんを通りすがり、「蒸したてかしわ餅」有りますとの看板。 さっそく買いに走りました。昔懐かしい味です。 子供の頃、彼岸になるとどの家も自家製のかしわ餅を蒸して作ってました。 もちろん真っ先にいただくのはご先祖さまですね。 この葉は…

たつくり(田作) 2017

今年は例年になく寒い師走です。太陽の黒点が少なくなっており地球全体が寒冷化に向かうのではないかという報告もあります。 ***************** さて正月料理に欠かせない一品が「たつくり」です。今年は自前で作りました。 と、言っても漁…

真珠貝(アコヤガイ)の貝柱

が、旬です。 真珠養殖が盛んな頃、いまでももちろん英虞湾ではやってはいますが・・。 真珠を取り出したあとの貝柱が食用となります。出回るのがこの寒い時期です。 知り合いからのおすそ分けです。 生のまま酢味噌で食べてもいいのですが、 天ぷらにして…

枇杷(びわ)

知人から差し入れがありました。 最近はカラスの被害が多く、枇杷の実の 房をひとつひとつ紙袋で包んで熟すのを待つようで手間がかかってます。 小さい頃、今頃が大麦の採り入れ時期にもあたり畑に手伝いに行ったついでに山裾に植えられた枇杷の木に登って…

初ガツオ 2017

やっと手頃な値段に下がりました。 1本¥1200也。 適度に脂がのってます 今回は、漁師めしを紹介します。 ***************************** お茶碗に刺し身を並べ 沸騰した湯をぶっかけます。薬味にワサビ少々と醤油を少し…

ヒジキのせいろ蒸し 2017

八十八夜も過ぎ、梅雨時期間近になると見かける恒例とでもいえる風景です。 蒸しあがって来た時は例えようのない、いい香りがします。 ここはその昔、鰹節をつくっていた場所です。カツオも三枚に下ろしたのちせいろ蒸しするのです。今は鰹節製造はしてませ…

ぎんなん

銀杏の実ではありません。 小魚の地元名です。 とりあえず絵をご覧ください。 体長2~3センチくらいの魚です。 体型的には鯛の幼魚みたいなものです。 小さい時に「田つくり」と同様にして 食したことがあります。今でもそのようです。昔ほど水揚げされな…

ワカメ 2017

冬場成長する海藻類は桜の花が咲く頃に旬となります。 今年は海が例年のように荒れることがないので流れ着くワカメは少ない 一日干すとこの通り 春の大潮が近づき、もうすぐヒジキの収穫が解禁となります。 End.

たい焼き

地物の鯛焼きです。隣舗が魚屋ですが魚の鯛ではありません。 冬場と言っても、伊勢海老の刺し網漁が解禁になり、終了するこの3月末くらい までの販売です。寒い時には温まります。私の小さい頃からずっとやっています。 限界集落になりつつあり子供が少なく…

魚名 ヤハラ

「カツオというよりマグロ系の味、脂がのってまことに旨い。」と、あるHPにありました。 スマ、ヤイトとも呼びます。 ヤイトと呼ぶのは、ご覧のように腹部に灸の跡のような斑点があるからとのこと。 下のソマカツオと比較すればよくわかります。 ソマカツオ …

もどりカツオ

師走です。 もどり鰹が手に入りました。 初春に北に向かう初鰹から半年以上を経て三陸沖から戻ってきたものです。 小ぶりでしたが、脂がのっていてまさに「旨い」という表現がぴったりです。 白く光っているのは、ハラミです。脂がのっているのがわかります…

伊勢エビ 2016

今年は全国的に雨模様の天気が多くて農作物にも影響が出てます。 海も例外ではありません。近海魚も例年より水揚げが少ないようです。 地元の伊勢エビの刺し網漁の解禁日も天候不順で1週間延びました。 伊勢エビは雨にあたるとすぐ死んでしまうそうで今日…

小鯵のにぎり鮨 2016

秋本番になる前の鯵はまだ小さく、南蛮漬けにして食しますがもう 少し大きくなると(干物にするにはまだ小さいので)地元では素手で腹側 から開いて骨を取り生で食べます。私は刺身自体がさほど好きではない ので・・・。 にぎり鮨にして食べるのがもっぱらで…

新・さんま 2016

台風一過。彼岸はまだですが、今日は秋を思わせるような晴天です。 「秋刀魚」の季節になりました。 三本で\500也。 適度に脂があり、焼いて食べました。昨年と同様、北海道産が三重の田舎でも手に入ります。冷蔵・冷凍技術の発達のおかげで刺身でも十分食べ…

ヨコワ(横輪)

地元ではたまにしか御目にかからないということなのでいつか、 いつかと待ってました。今朝、オオシキ網にかかって水揚げされました。 ヨコワとはクロマグロの幼魚です。 体長30センチ弱。 これが回遊して何百キロにもなるのです。関東では「メジ」と言う…

岩牡蠣

昨日リアカーが故障しての帰り路、水産市場を通り過ぎようとしたら、 水揚げされたばかりの岩牡蠣 に遭遇しました。結構大き目です。今が旬だそうです。食べたいので すが地元では売買されてません。というより食べる習慣がないので売り だすことはしないよ…

すいか (西瓜)

親戚から頂きました。家庭菜園を大規模にやっているそうです。 小ぶりの大きさですが表皮が薄く、適度に甘いです。 暑さの中の労働の成果と青果に感謝、感謝、感謝。 end.

日帰り鰹

朝に出港して、鰹漁をし正午前もしくは午後に水揚げされる鰹のこと です。 現在、鰹の地元相場は一本\800~\850です。刺身は、背と腹に分かれます。片身にして中央から分割するとこの分け方になります。上のもの は腹の部位です。初鰹よりは脂が少なくなって…

子ムツ

が旬です。小さいので食べるのが「せせこましい」(本来の狭くて窮屈 の意味でなく地元では「邪魔くさい」の意味で使います。) 醤油と砂糖で煮付てから食べます。一晩置くと味が浸み込んで冷たくて も美味しく頂けます。ムツは肌が柔らかいので手間いらずです…

初ガツオ 2016

「目には青葉、山ほととぎす、初鰹」の皐月の晴天になりました。 山でなく、海には 散歩に行くと見慣れない船が・・・。 ズームできなくいまいちですが海上保安庁の巡視船クラスの船です。 伊勢志摩サミットを10日前後に控えて英虞湾口の警備です。 おお…