鰹節 初鰹 旬の食材

新種のみかん

秋から冬にかけては温州ミカンが出回りますが、春を迎えようとする いまの時期は、少々値が張りますがデコポン、八朔、はるみ、いよかん などの異種みかんが店頭でみかけます。 以下は麗紅(れいこう)と言う新種のみかんです。 一見、温州みかんですが色はオ…

とこぶし(流れ子) 2016

が、旬です。冬の時期特に寒入りの頃の夜中は潮がよく引くので 夜磯と言って子供の頃には村中が騒いだものです。サザエと同様夜行性なので潮が引いた磯では浅瀬で採ることができたようです。 と言う私は夜磯経験がないからです。その昔の冬は潜水してまで採…

ハバ海苔 2016冬

冬の干潮時に採れるハバ海苔。近所からおすそ分けにあずかりました。採るのは冬なので空気が冷たく手もしびれるので御苦労さまです。自然の恵みと採る人の苦労を共に味合うことになります。 天日干ししたハバ海苔 これを適当な大きさにカットして直接火で炙…

海鼠(ナマコ)

が旬です。10日程前解禁になりました。今年は例年より水揚げが少ないとのことですが、初物を頂きました。 ネット情報によると 「有名な産地は三河、伊勢、そして能登です(漁獲量の多さでいえば、北海道、青森県、山口県)。」 とのことで我が地域も有名な…

続・真珠貝の貝柱

貝柱が年末に出回るのは正月の食材としてでなく、たまたま真珠貝 から真珠玉を取り出す時期にあたっているからのようです。 この時期、地元の三重テレビなどでは今年の真珠玉の出来の良しあし が話題になります。 真珠をとりだす際の副産物として貝柱が食用…

「田作り」 の乾燥風景

カタクチ鰯の幼魚だそうです。魚屋さんに言わせると「正月だけの食べ物でもないのだが正月需要が多いので仕方なしに年末に出荷する。」 とのこと。 海辺で「田つくり」とは似あわない or 関係なさそうですがそうでもない とのこと。その昔、田の肥料として鰯…

真珠貝の貝柱

が、旬の季節になりました。 昨年は天日干ししたものを「海のダイヤ」として紹介してます。 知り合いからの頂き物です。正に地物。 最近は冷凍技術の発達のおかげでネット通販も見かけられるようになりましたが生は、地元でしか食せません。しかも高級食材と…

安納芋

先日、枯葉を見て焼き芋が恋しくなったと書きました。噂はするもの です。家人の種子島の友人から「安納芋」が送付されてきました。 国産初の商業衛星打上げ当日に着きました。 ロケット発射場がある故のネーミングですね。 焼き芋したいが最近戸外での焚火…

的矢かき 2015

牡蠣が旬です。地物で無菌牡蠣として有名な「的矢かき」を食べに うなぎ料理の「川うめ」へ行って来ました。季節料理として的矢かき を提供してます。10月末に行ったら出しておらず11月に来て下さい と言われ退散しました。 今日はかきフライを頂きまし…

鰹節の天日干し 2015

天日干しの季節がやってきたようです。 地元での天日干し風景。 黴付け⇒天日干しの行程を経て、「花かつお」の原料となります。黴に よる内部の水分の吸上げと天日干しでの表面からの乾燥で石のように 堅くなります。写真のものは鰹の四分の一節ですが、その…

鯵の丸干し 2015

今年も旬の時期がやってきました。カマスの干物はスーパーで手に 入りますが、これはなかなか見かけないと自負してます。 都市部ではもっぱら鯵の開きが売られてるので食べる習慣がないと言ったほうがいいのかもしれませんが。 木枯らし一号が吹いて太平洋岸…

蜜柑(ミカン)

温州みかんは南伊勢町の特産品です。 町が認定したブランドに内瀬みかん、五ヶ所みかんなどあります。 この時期本格的なミカンの出荷に先だってというか規格外というべきか小さいものが地元で安く手に入ります。 五ヶ所地区で購入したから「五ヶ所みかん」で…

干し柿

南伊勢町は海側と山側に集落が点在する地域です。山側の方の知人 宅から干し柿用の柿をたくさん頂きました。今年は豊作年だそうです。 以下は軒下の干している写真ですが、ここに至るまでは 1. 柿の皮剥き作業⇒これが結構手間暇かかります。 2. 上の写真のよ…

カマスの干物

地物で秋の味覚の一つにカマスの干物があります。この時期になる と干物にできるほどに大きくなりまた水揚げも多くなるので各家庭で は何キロも購入して自宅で開きにして塩をして天日干しします。 秋は日差しも和らいできて、西寄りの乾燥した風が吹くので干…

再びの近海鰹の刺身 2015

東海地方も梅雨が明けました。今年の梅雨は長かったので気温含めてやっと夏になったと実感できる日になりました。このところの台風の影響で波が荒く沖合いで の漁ができなかったのですが今日は鰹の水揚げがありました。私も今日が食べ収め となるのでくどい…

鯛の干物

昨日、スーパーマーケットの地物コーナーでつい、手が出てしまいました。 袋の状態ではわかりづらいので・・・。 小ぶりですが、真鯛の桜色がとても綺麗なのに惑わされた次第。 我が地区でも今、天然物の小ぶりのものが水揚げされてます。 天然物と養殖物で…

鰹の削り子

商品名は「花かつお」として知られてます。その昔、この小さな漁村でもあちこちに 鰹節を製造する家々がありましたが今は皆無となってしまいました。 鹿児島枕崎あたりから鰹節を仕入れてきているのでしょうか、以前鰹節製造していた 「かわぜん」さんが カ…

鰹のヅケ

「鰹のアラ煮」を紹介しましたが、その時買った片身は、漬けにしました。刺身で は食傷気味になるので漬けにして焼いて食べます。刺身好きの人には勿体ない話で すが・・・。 醤油、酒、砂糖、生姜に浸けて冷蔵庫で保管 後、一晩位寝かしてから焼きます。 刺…

鰹のアラ煮

幼少の頃、地元は夏になると鰹節作りが盛んでした。お昼のおかずにどの家とも 「鰹のアラ煮」を食べてました。鰹節を作る工程で出る不要な部位(カマ,骨,頭部 ,尻尾など)を塩ゆでにしたものです。今ではブリとか鯛のアラはスーパーで買うと 値が付いてますが…

小ムツの煮付

鯥(ムツ)の子供が初夏の食卓を賑わせます。鱗が無いので傷みやすく地物として食さ れてます。 醤油と砂糖、臭み消しに生姜もしくは梅干を入れて煮付けます。 煮付けた後にでるダシはソーメンや冷麦を食べる時にめんつゆとして利用します。 end.

アカカマス 魚

夏が産卵期のアカカマス今が旬です。地元ではアラハダと呼ぶようです。 肉質が弾力があり結構大型のさかなです。地元でも高価です。 塩焼きにしたアラハダ いつもたくさん獲れて秋に開きにして食べるカマスはヤマトカマス(別名ミズカマス)と呼ばれ肉質が水…

初ガツオ 2015

「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」の季節です。 昨年は不漁で始めの頃は高値でした。 今年の水揚げは順調のようです。先日度会町で入手した新茶でかつお茶漬けをしま した。 手順: 1 沸騰したお湯で新茶を入れる。 2. お茶碗の縁に刺身を何枚か貼りつかせて…

トコブシ(ふくだめ)

今が旬だそうです。これもアコヤガイの貝柱同様今では高級食材になりました。 いつもの繰り言ですが幼少の頃、磯場で誰でも獲れたものでした。冬場、禁漁区が 解禁になりサザエ、アワビの類が獲れるようになると、ついでと言ってはトコブシに は失礼になりま…

続・海のダイヤ

器が素材を引き立てます。 アコヤガイの貝柱です。 天日干ししたものを「鯵の丸干し」と同様炙ります。 生と違い噛むと貝のエキスが醸し 出されなんとも言えぬ味がします。 飲み助には最高のツマミとなります。 古瀬戸(契窯・森脇文直氏作)&天日干し貝柱 …

続・鯵の丸干し

「馬子にも衣装」 です。 と言っては鯵に失礼かもしれませんが・・・。 志野焼(契窯・森脇文直氏作)と鯵 先だって紹介した鯵の丸干しです。 干からびるくらいに天日干しした後、焼きます。 生しくないので焼く時間も早く、いわゆる炙る(あぶる)程度の火力…

的矢牡蠣

志摩郡磯部町は我田舎から伊勢市に出る途中にあります。 その名を有名にした的矢は 磯部町的矢であることを最近まで知らず。 磯部町は昔から鰻でも有名です。 老舗「川うめ」は、うなぎ専門店で知られてますが地元、的矢の牡蠣が旬となる時期には このように…

鯵の丸干し

魚の干物は、ほとんどが背開きにしろ腹開きにしろ、「開き」がほとんどです。 丸干し(素干し)は、小さな魚、たとえば鰯などに限られます。 地元では今が旬の「鯵の丸干し」があります。 鯵のせいろ干し 開きにするには少々小さいので 丸ごと塩をして一晩寝か…

海のダイヤ

その昔、数の子がこのように呼ばれてニュースになりましたが我が田舎では 「数の子」自体食べる習慣が無く私が大人になって都会に出て初めて見た次第 です。ニュースになるんですからどんなにか美味いものだろうと思ってました 。しかし予想に反し不味いのに…

新・秋刀魚

誰が名付けたのか、サンマとよく読ませたものです。 秋刀魚でなく「秋之魚」と書いてもいいくらい秋を代表する魚です。 新サンマ 近くの尾鷲がサンマ漁で有名です。てっきり尾鷲産かと思いきや、なんと 釧路産とのこと。冷凍技術の発達のおかげで船上凍結され…

初秋の味覚

地元では多くの人が大好きな魚に、うるめ(ウルメ鰯)があります。今まで生の 魚はあまり好きではありませんでした。食べ方は地元ならではです。頭部を取り 除いた後、手で腹開きし骨と背びれを取ります。酢味噌 or 酢,砂糖,摩り下ろした生姜を入れたタレに浸…